当社の設立は1975年、私と同い年の企業で、従業員とその家族・お客様・仕入先様に支えられてここまで成長してきました。 “アルプス”という名前は、アルプスの峰のように高く美しく、台形のロゴマークには土台をしっかり作りその上に積み上げる基礎をという意味が込められています。

　40年以上の歴史の中で、順調な時だけではなく様々な局面で存亡の危機にもさらされました。その都度、時代にあった業種への参入や新規技術の開発、実用化を行い進化し続けています。

　現在の当社の業務は装置専用機部門と加工部門に分けられ、当社独自の加工であるマイクロブラスト加工や新しい工法であるレーザー加工においては当社で装置から製造しており設計から装置製造まで一貫で対応できることと、その部品だけでなくお客様からの加工品まで行うことができる柔軟な技術集団となっています。またここ10年は半導体や構造体としてのセラミックス加工にいち早く取り組み、マイクロブラスト、レーザー加工、グラインディング加工等を駆使して様々な材質、形状の対応が可能となっています。

　当社は今後もお客様のニーズをしっかりと捉え末永く存続することが一番の社会貢献と考えております。今後も困難な壁を乗り越えられるようにしっかりとした土台の上に技術力を積み重ねてまいります。

　さいごに父である先代から2019年に代表取締役の任を引き継ぎ二代目となりましたがその歴史と伝統を大切にしてこれからも必要とされる企業として永続性を持った企業活動を目指して社員一同精進いたします。